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第1回|なぜ、勉強するんだろう?

勉強って、なんのため?

今日から、タテゴト塾でちょっと変わったコラムを始めます。

Thinking Lab

~ちいさな考える研究室✨~です。

勉強のこと。

学校のこと。

ニュースのこと。

身の回りの「なんで?」。

そんなことを、ちょっとだけ考えてみます。

正解を覚える必要もありません。

「そういえば、なんでだろう?」

と思ってもらえたら、それだけでOKです。

 

第1回のテーマは……

「なんで勉強するの?」

これは、けっこう難しい質問です。

「高校に行くため!」

「テストで良い点を取るため!」

「将来、困らないため!」

もちろん、どれも正解です。

でも……

それだけなのかな?

ちょっと考えてみましょう。

 

例えば、こんな問題。

ある日、ニュースでこんな話を聞きました。

「最近、物価が上がっています。」

「ふーん。」

これで終わったら、ただのニュースです。

でも、

「なんで?」

と考えてみる。

すると、

「食べ物が高くなったのはなんで?」

「外国から何か買ってるの?」

「円が安いってニュースで言ってたけど関係ある?」

「じゃあ、これからもっと高くなるの?」

と、いろいろな疑問が出てきます。

ここからが面白いところ。

調べてみる。

すると、また新しいことを知る。

知ったことから、また疑問が生まれる。

そうやって、

「知らなかったこと」→「知っていること」

が、どんどん増えていきます。

 

実は、学校の勉強も同じ。

例えば数学。

「この公式を覚えなさい。」

もちろん、覚えることも大切です。

でも、

「なんで、この公式になるんだろう?」

と考えてみる。

理科なら、

「なんで空は青いんだろう?」

社会なら、

「なんで日本はこんな形の国なんだろう?」

歴史なら、

「なんでこの人は、こんなことをしたんだろう?」

英語なら、

「なんで日本語とこんなに違うんだろう?」

国語なら、

「この文章を書いた人は、結局何を言いたいんだろう?」

こうやって見てみると、

学校の勉強って、実は

「世の中の『なんで?』を考える練習」

なのかもしれません。

 

勉強すると、世界がちょっと面白くなる。

例えば、旅行に行ったとします。

歴史を知らなかったら、

「大きなお城があるな。」

で終わるかもしれません。

でも、

「ここで昔、こんなことがあった。」

と知っていたら?

同じお城でも、ちょっと違って見えるかもしれません。

理科を勉強していれば、

「なんで雨が降るんだろう?」

「虹ってどうやってできるんだろう?」

と気になるかもしれません。

英語が分かれば、

海外の人と話せるかもしれない。

国語が得意になれば、

人の文章を読んで、

「この人、本当は何を言いたいんだろう?」

と考えられるようになる。

つまり、

知っていることが増えると、

見えるものが増える。

これが、勉強の面白いところです。

 

じゃあ、受験勉強は?

ここはちょっと現実的な話。

受験では、

点数が必要です。

これは間違いありません。

だから、

覚える。

問題を解く。

間違える。

もう一度やる。

苦手を練習する。

これは、とても大切です。

でも、受験勉強で身につくものは、点数だけではありません。

例えば、

「この問題、どうやったら解ける?」

と考える。

分からなかったら、

「どこが分からないんだろう?」

と考える。

調べる。

試してみる。

間違える。

もう一度やってみる。

これって、実は大人になってからも同じです。

仕事でも、

「うまくいかない。」

「じゃあ、どうすればいい?」

「別の方法を試してみよう。」

ということがたくさんあります。

だから受験勉強は、

高校に入るための勉強であり、
その先の人生の練習でもある。

そんな見方もできます。

 

タテゴト塾 Thinking Lab

では、

ニュースを見て、

「なんで?」

と考える。

身近な出来事を見て、

「どうして?」

と考える。

誰かの意見を聞いて、

「本当にそうなの?」

と考える。

そして、

「じゃあ、自分はどう思う?」

まで考えてみる。

正解は一つとは限りません。

すぐに答えが出なくても大丈夫です。

むしろ、

「分からないから、ちょっと調べてみよう。」

と思えたら大成功。

 

勉強は、未来の「選べる」を増やす。

勉強すると、

できることが増えます。

知っていることが増えます。

考えられることが増えます。

すると、

将来選べるものも増えていきます。

「この高校に行ってみたい。」

「こんな仕事をしてみたい。」

「こんなことをやってみたい。」

そんなふうに思ったとき、

知っていることや、考える力が、自分を助けてくれる。

だからタテゴト塾は、

勉強を

「やらされるもの」

だけにしたくありません。

「なんで?」

から始まって、

「なるほど!」

につながる。

そして、

「もっと知りたい!」

が生まれる。

そんな勉強があってもいいと思っています。

 

「なんで勉強するんだろう?」

高校に行くため?

良い点を取るため?

将来のため?

それとも、もっと別の理由がある?

答えは、今すぐ出さなくても大丈夫。


このコラムを読んで、

「ちょっと考えてみようかな。」

と思ってもらえたら、

第1回のThinking Labは大成功です。

次回も、身近な「なんで?」を一緒に考えてみてくれたらうれしいです。✨